1.時間的メリット
ミニマリストになると、物を選ぶ選択肢が極端に少ないので、迷う時間が無くなります。
迷う時間を別の時間に使えるようになるので、人生が豊かになります。
たとえば、私の場合は減らすルールとして、1 用途(1 シーン)1 アイテムと決めていま す。
靴の場合は、私の中で使うシーンが 4 つあります。なので、4 足しか持っていません。
- 冠婚葬祭
- 仕事の日
- 休みの日
- 雨の日
これだけです。でも、これだけあれば、困ることは全くないのです。
ほかにも、海外の経営者でミニマリストの人は多いです。
服を選ぶ時間をなくしたいからです。
朝は忙しいので、無駄なことを考えるのを辞めたそうです。
たとえば、アップルの創業者のスティーブ・ジョブズ、Facebook の創業者、マーク・ザッ カーバーグがミニマリストとして有名ですよね。
スティーブ・ジョブズの場合は、10 年間以上も黒のタートルネック、ジーンズ、グレーの スニーカーを着続けていました。
マーク・ザッカーバーグもグレーの T シャツだけを 20 枚持っており、それを着まわしていたそうです。
人は一日に、9000 回も選択をするそうです。でも、この迷う時間ってもったいないと感じませんか?
だったらほかのことに時間を使ったほうが人生は豊かになるんです。
迷う時間を減らすためにも、迷わなくなる環境を作りましょう。たくさん選択肢があるから 迷うんです。
それってもったいないですよ!ほかのことに時間を使いましょう。
ちなみに、私の場合、日々の生活の選択時間を減らし、貯めた時間で、週末海に行っています。画像は、温泉からの海画像です。
この景色を日常で毎週見るために、小さな選択の無駄な時間を限りなく0にしています。
2.精神的メリット
数が少ないと、1つ1つを、
しっかりと時間をかけて大事にできます。
私は、5着しか服を持っていません。
なぜ、5着にしたかというと、
自分にとって、大事な服をワクワクしながら、管理できるのは何着か?と考えて、
ワクワクしながら、畳める最大数が5着でした。
なので、5着にしました。
着るだけでなく、自分が大事に管理できるのは、何着なのか考えて、数を決めて行きました。
少ないと洗濯畳みが、ただの作業ではなく、イベントになります。
フランス料理が高級に感じるのは、少ししかないからです。
やる事も少なければ、一大イベントになるんです。
まして、選び抜いた1番大好きな服です。畳むだけで、ワクワクします。
嘘のようですが、試しに、数を減らしてみてください。それだけで、一つ一つが、大切なものに変わります。
これも体験しないと、なかなか実感できないんですが、大切な物を大切にできている自分に、すごく満たされた暖かい気持ちになります。
まずは、簡単に減らせる分野を1つ、減らしてみてください。
3.経済的メリット
ミニマリストになると、急に、お金が貯まります。
物が減って、広い収納スペースが不要になりました。3LDKを新築で買ってましたが、広すぎると思い、築50年のマンションに、引っ越すことにしました。
自分は同じ生活をしてるだけなのに、
急に、毎月お小遣いが、10万増えました。
家は、究極ですが、日々の生活からガラリと消費が変わります。
例えば、飲み物。毎日ペットボトルを3本くらい買って、珈琲屋で紅茶を飲んでましたが、自分が好きなのは、木々の下で太陽の木漏れ日を浴びる事だと分かり、大好きな水筒にハーブティーを入れて、会社にいくようになりました。
これだけで、年間34万の節約になりました。何より、自分ためにハーブティーを朝から入れていること、自分の幸せを自分で作れていることに、心が満たされます。
基本的に、投資はするけど、使ったら何も残らない消費はしない生活になりました。
節約しなきゃ!と気を張り詰めなくても、ミニマリストでいよう!と思えば、いい物を長く使うので、自動的に、消費のための支払いが、減ります。
画像は、唯一持っているロメオのペン。8250円でしたが、5年間、365日、肌身離さず使っています。旅行も会議も、児童館も一緒です。1日4.5円でしょうか。1日1時間は、ペンに見惚れながら、その書き味に後押しされながら、一番大事な育児日記をつけています。
ペンに 8,000円っていうと高いって思う方もいるかもしれません。
でも、その書き心地は数百円のペンとは雲泥の差です。大事に使えば使うほど、
愛着が生まれますし、きれいな文字を書けます。字を書いている間、ワクワクします。
私が日記を100冊続けられたのは、「このペンで字を書いていたかったから」という理由も大きいです。
その精神的癒しを考えると、完全にお得です。
4.人間関係メリット
自分にとって不要な物を
減らしていくうちに、物だけではなく、
不要なイベントなども、断れる習慣がついてきます。
ミニマリストになる前は、人の依頼をあまり断らず、引き受けていたため、結果、
一番大事な人との時間がなくなっていました。
例えば、私の場合、会社の休憩時間。
話す内容は、同僚の上司の愚痴を聞くだけ。愚痴を言っていても、現状は、変化しないし、何より、気持ちがよくない。思い切って、一人で、休憩を取るようにしました。
- その時間にやるのは、帰ってから、子供と遊ぶための事前準備
- 育児日記
- 仕事日記
これにより、同僚との関係が薄れるかなと思っていたのですが、逆に、同僚は、「あまりいっしょに休憩できないから」と言ってくれ、すごく内容の濃い、濃密な時間が過ごせるようになりました。
そして、最優先の子供のための時間が、ゆっくり取れます。
この時間にゆっくり振り返り、成長を実感したり、親としてやるべきことの事前準備ができたりします。
減らすと、大切な人間関係が際立ち、大事にできます。
必要なのは、1回目の断る勇気だけだと思います。1回断れば、後は、時間と共に、それが当たり前のキャラになります。
残業しないキャラ作りと同じです。
1回断った先には、一番大事な人達との、かけがえのない時間を、永久に保証されます。
画像は、100冊を超える、子育て日記、兼、仕事日記を書いている休憩時間。
ちょっと美味しいもの食べてるだけに見えますね笑
ほっと一息するのもアイデアが浮かぶのに大事で、私の子育てと仕事のアイデアは、すべて、この記録タイムから、生まれています。
5.目標達成メリット
ミニマリスト的な仕事の仕方をすると、達成したい目標を最短で達成できるようになります。
ミニマリスト的な仕事とは、一番大事な仕事に全力投球。それ以外は、やらない。これだけです。
手順は簡単。一番大事なこと以外、全て捨てる。そうすれば、勝手に、一番大事なことに集中できるようになります。
このやり方を邪魔する相手は、ただ一つ。嫌われたくない自分の心です。
私も以前は、どうでもいい雑務を、ただ、嫌われたくないという理由だけで、誰よりも先に引き受けていました。
その時は、月28日勤務、帰りは深夜2時でした。休みの日は、夜までベッドから起き上がれず、そのまま、又寝るという生活でした。
ある日、目をつぶって、やりたくない仕事を断りました。
一度断れば、断るキャラが定着します。
結果、自分の得意で、成果の出る仕事に集中できるようになり、うなぎのぼりで、評価されるようになりました。
目標達成の最短ルートは、ミニマリスト的な仕事をすることです。どんな凡人でも、一点集中すれば、何かしら成果を出せます。
現に、最低評価でクビ寸前、長時間労働、会社一ミスの多い私が、ミニマリスト的働き方を始めて1ヶ月で、連続3回表彰、労働生産性、ピカイチの人材になれちゃったんですから。
画像は、RPAというロボットに仕事をやらせている画像。
RPAとは、簡単に言うと、パソコンの事務作業を、人に代わって、勝手にやってくれるロボットです。
ロボットがやるための命令を書くのが私の仕事です。一度書いてしまえば、後は、100回も同じ仕事を、ロボットがやってくれます。
本人は、画面から離れた場所で、青空を眺めていました。
5.自由メリット
これは本当に大きいです。基本的には、どこに行くのでも、荷物は、財布・携帯だけなので、思い立ったら即旅行に行けます。
保育園のお迎えにに向かう自転車で、「あー海に行きたいなー」と思って、お迎えしてそのまま、家ではなく、新幹線に飛び乗ったことは、今年だけでも4・5回あります。
コンビニに行くような気分で、旅行に行けるのは、本当にワクワクします。
旅行って、移動時間の長さもそうですが、それより、荷物の準備や、移動中の荷物の多さに疲れるのではないかと思っています。
2週に1回は、手ぶら旅行をするようになって、この考えは間違えないなと思うようになりました。本当に気楽な気持ちで旅に出れます。
行きたいなと思った瞬間、旅に出れるって、最高に気持ちいいですよ!!