はじめまして!
RPA実務家@仕事はロボットにさせ、子連れ旅 Twitter(@kosodate_mini)です!
私は、現在、毎日3時間しか労働をせず、週の半分は、旅行に行ったり、公園めぐりや、美術めぐりを子供として、遊んで過ごしています。
この生活を手に入れたのは、100%RPAのお陰です。
なので、そのRPAの凄さと、実際の習得方法を、このブログで共有して、みんなで、自由な人生を過ごしていきたいと思っています!
1、RPAとは
RPAとは、Robotic Process Automation(ロボティック・プロセス・オートメーション)の略で、Windowsを使用するホワイトカラーの定型業務を自動化する技術です。(※Macでは使用できません。)
具体的には、特定のWebサイトから情報を収集したり、Excelのデータを特定のシステムに入力したりするような作業を自動化できます。
2、RPAが得意とする業務
RPAの得意分野を紹介したいと思います!
得意分野をさせると、想像以上の、威力を発揮します!4つあります。
1、ルーチンワーク
毎時間・毎日・毎週・毎月など定期的な業務。
突発的に発生する業務は、効果予測や要件の把握が難しいため、避けたほうが良いでしょう。
2、ルール
手順化されたルールがある業務。特定の人ではないと分からない業務は「ルール化」する工程から入らないといけないため、まずはルール化された業務から取り掛かりましょう。
3、変更頻度(少)
変更頻度が少ない業務。
変更頻度が多い業務は、その都度、シナリオの変更作業が発生するため、避けたほうがいいです。業務手順に変更がなくても、データを参照するファイルやシステムなどの変更が多いケースも、システムが違うとエラーの出方も変わってくるので、業務手順変更と同様、避けたほうがいいです。
開発開始前に、どのような変更が発生するかあらかじめ、想定しておく事が重要です。
4、正確性(大)
人為的なミスが起こりやすい業務。
RPAは、空気を読んでいい感じに仕上げるという人間らしい仕事の仕方はできません。
しかし、一度正しく設定されてしまえば、たまに間違えるということが絶対に発生しません。疲れることや、うっかりすることは、ありません。
まとめ
『ミスが許されない』『単純作業』には、人よりもRPAのほうが能力が高いということです。要するに、ミスして叱られる、単純作業なのに時間取られる、というみんなが嫌がる業務をRPAにやらせてしまえばいいのです!
そうすることで、あなたの評価は上がりますし、何より圧倒的な自由な時間が確保できます。
3、マクロとの違い
マクロの場合は、捜査対象が、ExcelやAccessなどのOffice製品に限られます。
一方、RPAの場合は、Windowsパソコン内の全ての操作が対象になります。(Macは不可です。)
注意点は、多くはRPAで解決可能ですが、マクロを利用した方が、シンプルで簡潔に処理するケースもあります。
4、成功のための条件
RPAは、全てが成功するものではありません。
現に、導入したはいいが、成果が出なかった企業・担当者を数多くみてきています。成果が出なかった企業・人には共通点があります。
失敗ケース①曖昧
事前に詳細な業務手順が作られず、曖昧な状態にシナリオ作成がスタートした。
失敗ケース②複雑
100%を狙って、複雑なシナリオを作る。
失敗ケース③人員配置
・効果のないシナリオ作成を断れるポジションが不在。
(シナリオ開発者は、依頼されるがままに受けている状態)
・開発者が、他の業務で、開発頓挫。
失敗ケース④明文化していない
ルールや仕様書を作成していなかったため、後継者に引き継げず、シナリオが私物化
失敗ケース⑤効果検証していない
数字を元に効果検証がされていない。
失敗ケース⑥スケジュール
最初から完璧なものをリリースするスケジュールを立てる
要するにこの逆をすれば、成功するということです。
成功ケース①手順書・要件定義をしっかり
手作業時の業務手順書(マニュアル・フローなど)が揃っている業務、且つ、実務者と、要件定義をしっかり打ち合わせできている内容のみRPA化する。
成功ケース②100%を狙わない
複雑な業務であればあるほど、イレギュラーパターンが多く存在する傾向があります。
限られた時間で最大効果を出す観点で考えると、70~80%程度のカバーを最適なラインと考えることが重要です。
100%にこだわり過ぎるあまり、開発期間が長引くだけでなく、保守・運用面に課題が残り、都度シナリオ改修が発生するリスクが高くなります。
成功ケース③人員配置を整える
やるべきでない開発を断れるポジションの上長を設定する
開発専任者を決める
成功ケース④ルールを明文化・仕様書を作成する
ルールと仕様書を作成し、保守担当者に引き継げるようにする(※あとで詳細に記載)
成功ケース⑤効果検証ツールを共有
ROI・削減人時・削減金額などを一覧で把握できる、効果検証ツールを開発者・経営者で共有する
成功ケース⑥完璧を狙わない
RPAとは、利用しているシステムが本当に自動化できるのか?向く業務だと思っていたが思わぬ落とし穴があったなど、1つ1つ確認しながら開発、そしてテストを繰り返して完成させていくものです。
全てのシナリオを完成させてからリリースさせなくてもいいのです。まず、リリースさせ、2~3度稼働している中で、新たな問題点が発見され、設計を追加する、そうやって、最終的に保守の楽な完璧なシナリオが完成します。
開発~リリースのサイクルを細かく継続して行う事で、1つずつの機能を追加的に開発していきます。これによる最大のメリットは、手戻りリスクの回避です。
下の図で言うと、右の図がRPAの開発の手順になります。この事を、チームメンバーに前提として共有しておき、スケジュールを組む際の指標にするといいです。
また、後から、その時々の周りの環境の変化に合わせて、簡単に追加設定できるのが、RPAの醍醐味です。左の図ではなく、右の図を狙うと成功します。
では、具体的に、RPAは、どのソフトがいいのか?
具体的にどのソフトがいいのか??どうやって使うのか??を、こちらに書いています。もし興味があったら、こちらもどうぞ。
https://lessismore-coharu.com/どのrpaがおすすめか??win-actorとは??